誕生石について

ここでは、日本の一般的な誕生石12ヶ月と、誕生石に秘められたパワーをご紹介します。

  1月:ガーネット 7月:ルビー
  2月:アメシスト 8月:ペリドット
  3月:アクアマリン珊瑚 9月:ブルーサファイア
  4月:ダイヤモンド
  5月:エメラルド翡翠 11月:トパーズシトリン
  6月:真珠ムーンストーン 12月:トルコ石ラピスラズリ

 

1月:ガーネット(Garnet)

ガーネット

象徴
権力、優雅、勝利、貞節、真実、友愛
日本名
柘榴(ざくろ)石
多彩
硬度
7~7.5
主な原産国
スリランカ、アメリカなど


語源は種を意味する「ガラナイツ」。ざくろのことです。赤い結晶がびっしり岩についているさまが、ざくろの果実のようだったことから名づけられ、日本名でもざくろ石とよばれています。ガーネットといえば、よくワインレッドと思われがちですが、赤やピンク、緑、褐色、黒など各色揃っています。またビクトリア王朝時代を象徴する宝石といわれ、その当時王冠などあらゆるものに用いられていたそうです。光の屈折がよく、薬品や熱にも強い宝石です。

 

2月:アメシスト(Amestyst)

アメジスト

象徴
平静、高貴、楽しい夢、誠実、心の平和
日本名
紫水晶
紫系統
硬度
7
主な原産国
ブラジル、マダガスカル、スリランカなど


語源は、古代ギリシャ語の「アメタストス」。酒に酔わない、という意味です。ギリシャ神話によると、月の女神に仕える侍女アメシストに酒神バッカスがぶどう酒を注ぐと美しい紫水晶に変わったといわれています。これが転じて、ローマでは、悪酔いを防ぐお守りとされてきました。また紫はヨーロッパでは尊厳と威厳を示すシンボルといわれ、司教の指にはめられていました。日本でも高貴な色といわれています。石を選ぶ際は、色の深さ、透明度の高さ、色むらの有無、肉眼で見える傷の有無などをみていきましょう。

 

3月:アクアマリン(Aquamarine)

アクアマリン

象徴
沈着、勇敢、聡明
日本名
藍玉
青系統
硬度
7.5~8
主な原産国
ブラジル、マダガスカルなど


透明感のある爽やかな色合いをもつアクアマリン。語源はラテン語で「海の水」。その昔、船乗りに恋をした人魚の流した涙が、宝石となって浜辺に打ち上げられ、船乗りたちはそれを航海の無事を願ったお守りとして身につけ出航したそうです。また古代ローマでは、その輝きが戸外でも室内でも変わらない事から、永遠の若さの象徴として好まれてきました。欧米では、別名スピリチュアルストーンと呼ばれ神経を癒す宝石といわれています。永遠の若さと癒しの効果、女性にはうれしい宝石です。内包物が少なく、さわやかな色合いで比較的丈夫です。

 
3月:珊瑚(Coral)

珊瑚

象徴
魔除招福、厄除け
日本名
珊瑚
白、ピンク、赤、黒
硬度
3.5
主な原産国
南西太平洋海域、地中海、日本近海など


珊瑚は、スコットランドで「少女に美と繁栄をもたらす」といわれています。日本では真珠とともに世界に誇れる海の産物で、色も白から赤まであることから古くから縁起宝として珍重されてきました。例えば結婚35周年の記念石は珊瑚です。幸福と知恵で35年を共に歩んだ夫婦には、幸福・長寿・知恵を宝石言葉に持つ珊瑚がぴったりです。また「産後」のごろ合わせで出産のご褒美に、3月の桃の節句には女の子の成長と幸福のお祝いに定着しています。日本女性にとって珊瑚はとても身近な宝石のようです。硬度が低いので他の宝石と離して保管し、使用後はやわらかい布で拭くことが美しさを保つ秘訣です。

 
4月:ダイヤモンド(Diamond)

ダイヤモンド

象徴
不屈、純潔、永遠の絆、清純無垢
日本名
金剛石
無色、ピンク、黄、青、赤、黒など
硬度
10
主な原産国
オーストラリア、南アフリカ、インド、ロシアなど


ダイヤモンドの虹色の分散光は多くの女性の心を惹きつけ、今や永遠の象徴として君臨するブライダルリングの代表です。ダイヤモンドの輝きは高い屈折率によるもの。取り込んだ光を四方八方に放射するためです。そしてどの宝石よりも硬い性質を持っているダイヤモンドの語源は、ギリシャ語のアマダス。「征服されざる」という意味です。美しさと強さ、両方をあわせもつダイヤモンドは女性の永遠の憧れです。ただ、劈開性という性質をもっているので衝撃には気をつけて下さい。ある一定方向への衝撃で割れてしまう事があります。

 

5月:エメラルド(Emerald)

エメラルド

象徴
幸福、幸運、夫婦愛
日本名
翠玉
緑系統
硬度
7.5~8
主な原産国
コロンビア、ブラジル、ロシア、インドなど


エメラルドはペルシャ語で緑という意味で、昔から多くの場面で登場してきました。キリストの最後の晩餐に使った聖杯はエメラルドを彫ったもの。また絶世の美女で知られる、かのクレオパトラは相当なエメラルド好きで自分のエメラルド鉱山を持っていたそう。オズの魔法使いに登場するのは何もかもが緑色でできたエメラルドの都。さまざまな場面で登場するエメラルド、緑柱石という鉱物なのですが、同じ鉱物でも色によって名前が違ってきます。緑がエメラルド、青はアクアマリン、ピンクはモルガナイトなど。衝撃や熱に弱いデリケートな宝石です。慎重に扱いましょう。

 
5月:翡翠(Jade)

翡翠

象徴
五徳(仁知儀礼信)
日本名
緑柱石
白、緑、暗緑
硬度
6.5~7
主な原産国
ミャンマー、アメリカ、カナダ、ニュージーランドなど


翡翠(ひすい)の翡という字は赤、翠という字は緑を意味しています。もとは水辺に住む小さな鳥、カワセミの羽が緑色をしているのでこの名がつけられました。また、東洋の代表的な宝石といわれている翡翠は中国では玉(ギョク)と呼ばれ王の象徴とされています。玉座といえば国王の席を意味しその他にも玉器・玉盃・玉印・玉杖・玉帯などさまざまな細工物が珍重されていました。使用後は、布で軽く拭き、他の指輪などとぶつからないように離して保管しましょう。

 
6月:パール(pearl)

パール

象徴
富と健康、無垢
日本名
真珠
多彩
硬度
3.5~4
主な原産国
日本、中国、オーストラリア、ミャンマーなど


語源は中世ラテン語のピルラ。洋ナシという意味です。今では真珠の多くは真円をしていますが、以前は涙型や洋ナシ型のバロック真珠が一般的。真珠は貝の分泌液が、外から入り込んだ異物を何層にも包み込んでやがて生まれます。自然のままで完璧な美しさを誇る真珠は、人類が最初に出会った宝石。真珠層を構成している結晶は1枚1枚たんぱく質のシートで包まれ、何百枚、何千枚と積み重なっています。この真珠層の質と厚さにより、輝きに差がでてくるのです。この真珠層が厚ければ厚いほど光沢がでてきます。真珠評価の大事なポイントでよく「照り」といわれるものです。

 

6月:ムーンストーン(Moon Stone)

ムーンストーン

象徴
悪魔を払う
日本名
月長石
乳白色
硬度
6
主な原産国
スリランカ、ミャンマー、インドなど


派手さはありませんが、月のような淡いデリケートな色合いは広く女性に愛されています。ムーンストーンをカボッションに磨くと、半透明の石の曲面に横切る青白い光が表れます。シラー効果(シーン効果ともいう)と呼ばれるものです。ムーンストーンは病を治したり未来を予知するなど、古くから多くの言い伝えが書き記されているともいわれています。衝撃を加えると欠けたり亀裂が入る事がありますので保管の際も、他の指輪などとぶつからないように離してしまいましょう。

 

7月:ルビー(Ruby)

ルビー

象徴
熱情、威厳、勇気、仁愛、自由、情熱
日本名
紅玉
赤系統
硬度
9
主な原産国
ミャンマー、タイ、スリランカなど


ルビーの語源はラテン語のルベウス。赤という意味です。古代ギリシャやローマでは「燃える石炭」と呼ばれていたそうです。ルビーを見た時に石炭が火で赤々と燃えているようにみえたのでしょう。一方ミャンマーの伝説によると、その昔ドラゴンが3つの卵を産み、その中からそれぞれ異郷の王、中国の皇帝、そしてルビーがでてきたといわれています。ルビーが権力を持つ王や皇帝に匹敵するほど、効力のある石ととらえられていたのでしょう。ルビーはコランダムという鉱物の一種で、サファイアの成分と全く同じです。薬品や熱にも強く、退色の心配がない石です。

 

8月:ペリドット(Peridot)

ペリドット

象徴
幸福、なぐさめ、夫婦愛、豊穣
日本名
橄欖(かんらん)石
緑系統
硬度
6.5~7
主な原産国
エジプト、ミャンマー、アメリカなど


日本名のかんらん石の「かんらん」がオリーブを意味するように、オリーブグリーンを連想させる緑色の光沢が印象的な宝石です。特に欧米では人気が高く、夜の照明にも映えることから、「イブニング・エメラルド」という素敵な名前も持っています。複屈折率の違いが大きく、大きい石を上から見るとキューレットがだぶって見えます。 ブラウンがかっていないもの、傷のない色のものを選びましょう。硬度が低く割れやすいので、扱いに注意しましょう。

 

9月:サファイア(Blue Sapphire)

サファイア

象徴
慈愛、誠実、貞操、徳望
日本名
青玉
多彩
硬度
9
主な原産国
ミャンマー、タイ、スリランカなど


深みのあるブルーが、物静かな強さと聡明さを漂わせるサファイア。古代ペルシャ伝説では、大地を支える石として崇められ、空が青いのはサファイアの色を反射しているからだと言われていたそうです。カボッションカットされたサファイアに光を与えると、丸い部分を中心に六条の線がでるものがあり、これをスターサファイアと呼びます。またサファイアを身につけているとよこしまな考えや色欲を消すことができるといわれ、不義や好色な人が持つと色が濁るともいわれています。薬品や熱にも強く、退色の心配はありません。

 

10月:オパール(Opal)

オパール

象徴
希望、無邪気、安楽、忍耐
日本名
蛋白石
多彩
硬度
5.5~6.5
主な原産国
オーストラリア、メキシコ、アメリカなど


角度によって多彩な色の動きを演出するオパール。遊色効果といわれるものです。シリカという粒子が連なり、その間の水分が固まってできたものです。その粒子の大きさと光線の加減の違いから、さまざまな色が誕生します。古代ローマではオパールは神の石であり、エジプトでは光と水のお守りでした。未来を予言する石とも言われています。水分が多い宝石ですので、熱や乾燥で割れてしまう事があります。温度差や乾燥を防ぐために、湿度や温度を自然に調節してくれる桐の箱に保管するといいでしょう。

 

10月:トルマリン(Tourmaline)

トルマリン

象徴
寛大、貞節、思慮深さ
日本名
電気石
無色、紫、青、緑、黄、赤、ピンク、黒
硬度
7~7.5
主な原産国
ブラジル、スリランカ、アメリカなど


無色から赤・青・黄などほとんど全ての色を楽しめる宝石です。一つの結晶の中に二つ以上の色が見られる他の宝石にはない特徴も持ちます。例えば、すいかを割った時の赤とグリーンの配色をしたウォーターメロントルマリンと呼ばれるものもあります。熱を加えると結晶の両端に電気を生じる事から、電気石という呼び名もあり、強い光線の下では埃を吸いつけることもあります。温度差が激しい所には置かないようにしましょう。

 

11月:トパーズ(Topaz)

トパーズ

象徴
友情、希望、潔白
日本名
黄玉
無色、黄色、ピンクなど
硬度
8
主な原産国
ブラジル、パキスタン、スリランカ、アメリカなど


語源はギリシャ語の「トパドス」。探し求めるという意味です。失ったものや希望を探し求める石ともいわれています。トパーズは黄金色だけだと思われがちですが青、緑、ピンク、無色など様々な色を楽しめる宝石の一つです。特にインペリアトパーズと呼ばれるレモン色をしたトパーズは、深みのある色で珍重されています。ブラウンかからない濃いめのものを選びましょう。

 

11月:シトリン(Citrine)

シトリン

象徴
友情、幸福
日本名
黄水晶
黄、オレンジイエロー
硬度
7
主な原産国
ブラジル


シトリンの語源は、フランス語でレモンを表す「シトロン」。宝石言葉は、シトリンの温かく鮮やかな黄色を象徴する友愛・希望・生命力。現在は産出量が少なくなっていますが、若干黒っぽさを帯びた黄色の水晶が天然のシトリンです。シトリンを身につけているとストレスから開放され、暖かいエネルギーで包み込んでくれるそうです。

 

12月:トルコ石(Tourquois)

トルコ石

象徴
成功、命中
日本名
トルコ石、土耳古石
青色、青緑色、緑色など
硬度
6
主な原産国
イラン、メキシコ、アメリカ、ブラジル、中国など


もともとエジプトで採れた石が、トルコ経由でヨーロッパに持ち込まれたため、トルコ石という名前がつきました。ところで、トルコ石は良くインディアンジュエリーに使われています。当初トルコ石は、敵と戦う男達が身を守るためのお守りとして身につけていたそうです。今も男性に人気のこのトルコ石、黒色の内包物は天然の証拠。水分を吸収しやすい性質を持っているので、保管する前に必ず柔らかい布で汗や汚れを拭いましょう。

 

12月:ラピスラズリ(Lapislazuli)

ラピスラズリ

象徴
清浄、疫病払い
日本名
青金石、瑠璃
紺青
硬度
5.5
主な原産国
アフガニスタン、チリ


語源はラテン語のラピス(石)・ラズリ(青)です。 この宝石は、5~6千年もの古い歴史を持っています。大昔のクサビ形文字にも記されているそうです。宝石言葉は健康。深みのある群青色は、身につける人の心を穏やかにさせることから病気を治すともいわれています。女性に限らず、男性にも人気のひとつです。表面が傷つきやすいので、他の指輪などとぶつからないようにメンテナンスには十分気を配りましょう。

ページのトップへ戻る