ジューン・ブライドやブーケトスはいつから始まった? 意外と知らない結婚式にまつわる5つのジンクスの由来

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ジューン・ブライドやブーケトスはいつから始まった? 意外と知らない結婚式にまつわる5つのジンクスの由来

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結婚式といえばジューン・ブライドやブーケトスといったイメージが思い浮かびませんか?これらの定着した感のあるジンクスですが、その由来をご存じでしょうか。

今回は、その一つひとつの起源を紐解いていきましょう。

結婚式には幸せになるジンクスがたくさんある

結婚するにあたって式の日取りを決めるときに、多くの方が気にするのが「六輝(六曜)」です。これは、暦に記される暦注の一つで、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6つがあります。

日本では一般的に、結婚式は大安か友引の日にするのがいいとされており、いざ結婚となると親御さんや親戚の方から、気にかけるようにいわれることもあるでしょう。一方、最近では、若い方にはこうした暦になじみもうすく、特に気にせず日取りを決めることも増えているのが現状です。

同じように欧米にも、結婚に関して縁起をかつぐジンクスはたくさんあります。ウェディングドレスをはじめ、欧米風の結婚式のスタイルが取り入れられ日本でもすっかり普及しており、それぞれにどのような由来があるかといったことは意外と知られていません。

その由来から、背景にどういう思いがあったのかを知ることで、幸せな結婚をより具体的にイメージできるようになるでしょう。

結婚式にまつわる5つのジンクスの由来

ジューン・ブライド

6月に結婚すると幸せになるという言い伝え「ジューン・ブライド」は、結婚に関するジンクスの代表格ともいえます。

その由来には諸説ありますが、まず挙げられるのは、女神「JUNO」に由来するという説です。JUNOはローマ神話で結婚を司り、女性の結婚生活を守護する女神。6月の月名である「JUNE」はこのJUNOからきているため、この月に結婚するとJUNOの加護を受けて幸せになれるというものです。

そのほかには、気候がいい季節だからという説もあります。日本では梅雨時で蒸し暑く、どちらかといえば結婚式には向かないとも思われるような季節ですが、欧米では雨が少なく天候が安定した季節です。

結婚式意外にもさまざまな祭事が行われることも多く、花も咲き始めて明るいムードが漂うのがこの季節なのです。

ブーケトス

新婦の方が後ろ向きで投げたブーケを受け取った方は次に結婚できるという「ブーケトス」も、見かけることの多いジンクスではないでしょうか。この由来にもいくつかの説がありますが、有力な説によればその起源は14世紀ごろのイギリスにあるそうです。

当時の英国では、結婚式に参列した方たちが新郎新婦の方の幸せにあやかろうと、新婦の方のドレスを引っ張ったり、会場の小物や花束を取っていくという風習があったといいます。それがヒートアップして、ときには危険な状態になることも。

それを防ぐために、幸せのお裾分けとしてブーケを投げるようになったのです。

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ライスシャワー

挙式が終わって退場する新郎新婦の方に対して、参列者の方たちがお米をシャワーのように浴びせる「ライスシャワー」。お米というと日本発祥のようなイメージもあるかもしれませんが、これもまた、欧米に伝統的に伝わるジンクスです。

お米は豊穰と繁栄の象徴とされているのは万国共通。新郎新婦のふたりが豊かさに恵まれて幸せになるように、そして子宝に恵まれて実りある人生を送れるようにという願いを込めて送られているのがライスシャワーなのです。

サムシング・フォー

結婚式の日、新婦が「何か古いもの(Something Old)」「何か新しいもの(Something New)」「何か借りたもの(Something Borrowed)」「何か青いもの(Something Blue)」を一つずつ身につけると幸せになれるという言い伝えが「サムシング・フォー(Something Four)」です。

これは欧米で親しまれている童謡「マザーグース」の一節からきているといわれています。

「何か古いもの」には「祖先から受け継がれた財産」、「何か新しいもの」には「これから始まる新生活」、「何か借りたもの」には「幸せに暮らしている方の幸せにあやかる」、「何か青いもの」には「清純と誠実な愛情」という意味があり、こちらもまた普及しているジンクスをいえるでしょう。

6ペンスコイン

結婚式のとき、新婦の方の左足の靴に6ペンスコインを入れておくると、豊かで幸せな結婚生活を送ることができるとされているのが「6ペンスコイン」。これは、はるか昔からイギリスで伝えられてきたのが由来とされるジンクスです。

この6ペンスコインは、現在はすでに使用されていない通貨で、入手が難しいことがあります。その場合は、別の銀貨やレプリカで代用することが多いようです。

ちなみに、サムシング・フォーの由来となった詩の末尾にも「そして靴の中には6ペンス銀貨を」とあります。

おわりに

日本でも欧米でも、幸せな結婚生活を望む気持ちは同じです。さまざまなジンクスや縁起かつぎがあるのは、それだけ結婚するふたりの新しい生活が幸せなものになるようにという気持ちが強いことの裏返しでしょう。

先に挙げた六輝も、吉凶に論理的な根拠はなく、信じるかどうかは人それぞれ。それでも、「何となくでも、縁起のよさそうな日を選んでおきたい」という気持ちもよくわかります。

大切なのは、幸せを願う気持ちと行動です。

この記事を書いた人

川口十子

川口十子

プロフィール

出版社の勤務経験を経て、フリーランスの校正者・ライターとして活動中。校正はビジネス書を中心に、ライター業では不動産関係から女性向け記事まで幅広いジャンルで執筆している。趣味はアンテナショップ巡りと写真撮影、今興味があるのは投資信託。

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