『お客様と社員の笑顔を繋ぐ仕事』

GENERALIST
製造管理課 生産管理班

竹下 榛南 Haruna Takeshita
2024年入社

業務の役割、仕事内容は何ですか?

お客様の大切なジュエリーが約束の日に確実にお届けできるよう、ジュエリーができあがるまでの流れ全体を見渡してスケジュールを管理しています。
ご注文内容に合わせて加工の流れを考え、どの職人にどんな加工をお願いするかを決めたり、ジュエリーづくりに必要な材料(石やパーツ等)を手配したり、納期の日程変更相談等も担当します。
もし加工の途中でトラブルが発生した場合は、すぐに材料の再手配やスケジュールの調整を行い、遅れが出ないよう対応します。
オーダーメイドのジュエリーが“ゼロから完成まで”スムーズに仕上がるよう、支える。そんな縁の下の力持ちのような役割です。

仕事をする上で求められる姿勢やスキルは何ですか?

大切なのは、“お客様に喜んでいただきたい”という気持ちと、前向きに取り組む姿勢です。
店頭のアドバイザーからは納期を早められないかという相談を受け、職人からは間に合わないからリスケジュールできないかと相談を受けるというように、店頭と職人の間に立って調整をすることがとても多くあります。その際は相手の立場を理解しながらも、“この仕事の先に商品を待っているお客様がいる”ということを想像し、協力を仰いでいくことが重要です。お客様と直接お話する機会はありませんが、向かっている先はいつもお客様だと思う気持ちは忘れないようにしています。
ときには職人による加工トラブルに対応することもありますが、その際はパソコンに向かっているだけではなく、修正を担当できる職人への相談や加工依頼をしたり、必要な材料を緊急で手配したり等、様々な部署の人たちとコミュニケーションを取って解決していく役割も果たします。
常に様々な部署の狭間に立つ部署ですが、いつでも前向きに気持ちを切り替えて“今できる最善”を見つけ出し努めることが大切だと思っています。

仕事をする上で困難なことは何ですか?またそれらにどう挑んでいますか?

ケイウノのジュエリーは全てオーダーメイド。そのため、ジュエリーができあがるまでの流れも一つひとつ異なります。
中でも「どの職人にどんな作業をお願いするか」という振り分けは、職人の得意分野や作業の進み具合を正確に把握する必要があり、入社当初は1件あたり20分ほどかかっていました。

「もっと早く正確にできるようになって少しでも貢献したい!」と思い、「Aさんが石留めのスキルを習得したから担当してもらえるようになった」といった日々向上する職人のスキルの理解や、「最近は○班の業務に余裕があるようだ」といった常に更新される業務バランス状況をこまめに確認し、知識を積み重ねていきました。
この積み重ねにより、今では1日100件以上、1件平均2〜3分で振り分けられるまでになりました。スピードだけでなく、より精度を高められるよう、更なる詳細のスキル把握や、ジュエリーの知識習得に努めていきたいと思っています。

仕事のやりがいや面白さはどんな点にありますか?

店頭のアドバイザーから寄せられる納期短縮の相談に応えることができ、「ありがとう!」と感謝の言葉をもらえたときに、大きなやりがいを感じます。

ひとつのリングを作るには、原型を作る人、金属を磨く人、石を留める人等、本当に多くの職人が関わっています。その調整をして納期を短縮するなんて可能なのだろうか…?と入社当時は大幅な納期短縮に応えることに不安を感じていました。

ですが、今では各職人たちの業務量も把握できるようになったため、職人に調整を依頼する際も理由を添えて依頼することが可能になりました。結果、お客様からのご要望に応えられることも増え、誰かの喜びに繋がっている実感を得られるようになりました。その度に、頑張ってきて良かったなと思えます。

なぜケイウノを選んで入社しましたか?

幼いころから“身に着けるもの”にこだわりがあり、私の身の回りはいつもピンク色だらけでした(笑)特にきらきらとしたジュエリーやティアラ、バレエの衣装を見るのが大好きで、就職活動ではジュエリー業界で働きたいと思っていました。その中で“お客様に特別な感動と喜びを贈り続ける”というケイウノのコンセプトに出合い、こだわりが強い私の心が強く共鳴しました。

実際にケイウノのジュエリーを見たときにも、見たことのないような繊細で細やかな造りに感動し、このような技術力があれば、強い想いやこだわりを持ってご注文いただいたお客様のご要望にも応えられるだろうと思いました。そんな完成度の高い美しい商品をお客様にお届けする力になりたいと入社を決意しました。

入社してから、どんな点において成長しましたか?

タスクの優先順位をつけ、計画的に行動できるようになったことです。
生産管理という部署は店頭や職人等多方面からの連絡が多く、1日の中で予定外の業務が次々に入ってきます。何から取り組むべきか常に考えて行動しないと、お客様へのご連絡が遅くなってしまったり、商品の出荷時間ギリギリになってしまい、迷惑をかけかねません。

入社当初は優先順位がつけられず、こなすだけで手一杯でしたが、今では1日の業務を整理してスケジュールを立て、追加された業務も緊急度と所要時間を踏まえて対応できるようになりました。
対応が終わったタスクには「済」の印をつけ、抜け漏れがないよう管理することで、効率的に仕事を進められるようになっています。

将来的にどう成長していきたいですか?

今後は自分の担当領域だけでなく、部署全体、そして会社全体を見渡せる視点を持っていきたいです。
「もっと効率的にできる方法はないか」「他部署と連携すれば改善できる点はないか」といった気づきを大切にしながら、ジュエリーづくりの流れ全体をよりスムーズにする仕組みづくりにも挑戦していきたいです。そして、より沢山のお客様に愛していただけるジュエリーを生み出せる会社にしていきたいと思っています。
そのために、ジュエリーの知識をさらに深め、柔軟な発想で会社を支えられる存在を目指しています。

1日の仕事の流れ

9:00~
出社、メールチェック、1日の業務整理
10:00~
朝礼、生産管理部門の業務把握
11:00~
ライセンス使用製品の申請業務
12:00~
店頭、職人からの電話対応
13:00~
休憩
14:00~
ご注文いただいた商品の振り分け作業
17:00〜
夕礼、残り業務の確認
18:00〜
退勤

ケイウノの良いところを教えてください。

思いやりがあり、相手の立場に立って行動できる人が多いところだと思います。
電話で多くの方とお話をしていると、「生産管理の方にとってはどのようにするのがやりやすいでしょうか?」と、他部署である私たちの仕事を理解しようとしてくれる方や、
「Aさんが本日お休みになってしまいましたが、その分の仕事は私たちが引き受けます」と言ってくださり、製造が滞らないようサポートしてくださる職人もいます。

全スタッフが“お客様に特別な感動と喜びを贈り続ける”という同じ想いを持っているからこそ、相手の気持ちに寄り添った心配りができる人が多いのだと思います。

ケイウノに向いている人はどんな人だと思いますか?

人のために何かすることが好きで、“つい誰かのために頑張っちゃう”という方が向いていると思います。
ケイウノのジュエリーは既製品だけでなく、お客様のご希望に合わせてアレンジしたり、ゼロからデザインするフルオーダー等、一つひとつが特別なものです。私たちはお客様と直接お会いすることはありませんが、どんなアイテムでも100%以上の満足を届けられるよう、希望の納期に間に合わせる工夫をしたり、最適な職人を選んで美しい仕上がりを目指したりと、見えないところで支えています。
ときには店頭と職人の間で調整が大変なこともありますが、それでも“私の仕事の先にはケイウノのジュエリーを楽しみにしてくださっているお客様がいる”と思えるから頑張れます。
相手のことを思って動ける人、少しでも誰かの笑顔につながるように行動できる人は、きっとケイウノで輝けると思います。

上司から見た竹下さん

普段は穏やかな雰囲気ですが、常に効率良く作業することを考え、高速且つ正確な対応で業務をこなす姿はとても頼もしいです。
入社してすぐに責任ある仕事を任せる場面も多く、不安やプレッシャーがあったと思いますが、常に前向きに、工夫して乗り越えてくれました。
何事にも誠実に向き合う姿勢は他部署からも信頼されており、知識やスキルの吸収にも意欲的。日々成長し続けている竹下さんの笑顔は、チームに活気をもたらしてくれています。

先輩から見た竹下さん

責任感が強く、頼もしい後輩です。
他部署をつなぐ役割を担う中で、イレギュラーな対応にも落ち着いて取り組み、自ら考えて丁寧に実行していく姿は、先輩としてとても誇らしいです。
入社2年目にして驚くほどスピーディーかつ正確に仕事をこなせるようになっており、生産管理チームには欠かせない人財だと感じています。また、スタッフ職でありながらも丁寧で洗練された立ち居振る舞いにはケイウノらしさが表れていて、私も見習いたいと思っています。