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ダイヤモンドの「カラット」の由来や1カラットの大きさとは?

ダイヤモンドの「カラット」の由来や1カラットの大きさとは?

ダイヤモンドなどジュエリーの購入を検討する際、「カラット」というワードを目にする機会は多いことでしょう。カラットの意味をなんとなく理解している方は多いかもしれませんが、実は勘違いしているかもしれません。 今回は宝石のカラットの意味や価値のほか、婚約指輪や日常使いにおすすめのカラット数などをご紹介します。

Contents
  1. カラット (Carat)とは?
  2. ダイヤモンドのカラット
  3. カラット数と値段の関係
  4. カラット数ごとの印象
  5. 最適なカラット数
  6. カラットについてのよくある質問
  7. カラットとは、宝石の重さを測る単位
[ 目次を表示 ]

カラット(Carat)とは?

カラット(Carat)とは

カラットとは、宝石の重さを測る単位のことで、正式にはメートルカラットと呼び、表記は「ct」です。1カラット=0.200gであり、重くなるほど宝石の希少性や価値が高くなります。

カラットはすべての宝石の重さの単位ですが、一般的にはダイヤモンドの単位というイメージが強いことでしょう。
ダイヤモンドだけを考えた場合、カラット数(重さ)が大きくなればサイズも大きくなります。そのため「カラット=サイズの単位」と勘違いされる傾向に。

カラットは重さの単位であること、また、宝石はカラット(重さ)だけで価値が決まるのではないことにも注意が必要です。

ダイヤモンドのカラット

ダイヤモンドについては、0.1カラット大きくなるにつれて直径が約0.6mm〜0.8mm大きくなると言われています。

ただし、ダイヤモンドの見た目で重要なのはカラット(重さ)だけではありません。カットの質によって、ダイヤモンドにとって大切な「輝き」が変化。具体的には、 カラット(重量)が同じでも、カットの質が悪いと、ダイヤの輝きが弱くなってしまうこともあります。

そのように、ダイヤモンドについては、カラット以外も含む「4C」で基本的には評価されます。

カラット(Karat)との違いは?

ダイヤモンドの価値は「4C」で評価される

ダイヤモンドの価値を決める4つの基準には「4C」が用いられます。4Cとはカラットを含む、下記4つの要素です。

  • カラット(Carat):ダイヤモンドの重さ
  • カラー(Color):色合い
  • クラリティ(Clarity):透明度
  • カット(Cut):研磨技術

なお、4Cにはそれぞれ複数の等級・階級があります。

項目 評価単位・ランク 最も評価が高いもの
カラット
(Carat)
単位(ct) 単位が大きい
(重い)
カラー
(Color)
D〜Z
(23ランク)
D
(無色透明)
クラリティ
(Clarity)
FL(フローレス)〜13
(11ランク)
FL(フローレス)
(無傷)
カット
(Cut)
Excellent〜Poor
(5ランク)
Excellent
(研磨・対称性などが高い)

カラーやクラリティなど、色合いや透明度に関しては石のそのものの質で決まる要素である一方で、カットは研磨する職人の技術が問われる部分。
ダイヤモンドはそのようにカラットだけでなく、石そのものの質や、人間の加工スキルなどいくつかの要素で総合的に評価されています。

一般的に4Cの評価が高いほど、ダイヤモンドの価値や希少性、値段も上がります。鑑定を行うのは宝石鑑定士で、専門機器を用いて一粒一粒鑑定します。

ダイヤモンドの価値を決める「4C」について、くわしくはこちら

カラット数と値段の関係

カラットのみで考えると、一般的にはカラット数が上がるほど値段も高くなります。一般的にはカラットが2倍になると値段は4倍に、カラットが3倍になると値段は9倍になるといった具合です。

ただし、値段はカラット数のみで決まるものではありません。ダイヤモンドでいう4Cのような各宝石の総合的な評価と為替の影響などで値段は決まるといえるでしょう。

カラット数ごとの印象

カラット数が大きいほど大きな宝石となり、見た目もゴージャスに反対に、小さいと可憐でおしとやかな印象を与えます。

また、ダイヤモンドであれば、カラット数の小さいメレダイヤを1つの指輪に複数個つけた指輪はキラキラとまばゆい輝きを放つため、華やかな印象を与えられます。

最適なカラット数

最適なカラット数は、指輪を身につけるシチュエーションや指輪のデザインにもよるといえるでしょう。 ここでは、「婚約指輪におすすめのカラット数」と「日常使いにおすすめのカラット数」に分けておすすめのカラット数を説明します。

婚約指輪におすすめのカラット数

婚約指輪につける宝石は、カラットのみではなく輝きなど別の要素も重要。そのため、一概におすすめのカラット数というものはありません。

ただ、ケイウノでは、ダイヤモンドであれば0.2〜0.4カラットほどの婚約指輪が多く選ばれています。
アメリカでも平均1カラット程度と大きなダイヤモンドが人気ですが、日本人は大きくても0.5〜0.6カラットほどと、全体的にやや小さめのダイヤモンドを好む傾向です。

日常使いにおすすめのカラット数

ダイヤモンドであれば、日常使いには、0.1〜0.2カラットほどの小さいものがおすすめです。

婚約指輪・結婚指輪でも、日常使いを想定している場合はカラット数に注意しましょう。

例えば、仕事や普段の外出で身につけるなど毎日の使用を想定している場合、ダイヤモンドが目立ちすぎるとシーンや装いに対し、ミスマッチな印象を与えてしまうことも。
そのように日常的に使いたい場合には、小さめのカラットを選んでみてください。

カラットについてのよくある質問

大切な婚約指輪を選ぶ上で、カラットは重要なポイントです。ここでは、カラットについてよくある質問に回答していきます。

Q:ダイヤモンドの価値を決める「4C」とは?

A:ダイヤモンドの価値を決める4つの基準のことです。

4CはGIA(米国宝石学協会)が定めた、ダイヤモンドの価値を決めるための国際基準です。 「カラット(Carat)」はダイヤモンドの重さ、「カット(Cut)」は研磨技術、「クラリティ(Clarity)」は透明度、「カラー(Color)」は色合いを示します。 これら4つの要素の評価が総合的に高くなるほど、ダイヤモンドの価値も高くなります。

研磨技術の度合を示す「カット(Cut)」

研磨技術の度合を示す「カット(Cut)」

カット(Cut)はダイヤモンドの研磨技術や対称性を評価するもの。 研磨は職人の技術力が問われる部分であり、唯一人の手が関わる要素です。 カットがダイヤモンドの光の反射を生み出すため、カットのグレードが高いほど強い輝きを放ちます。

5段階のうち、エクセレントが最上級グレードです。カットの評価には「プロモーション(形のバランス)」・「ポリッシュ(研磨状態)」・「シンメトリー(対称性)」の3項目があります。これらは全てにおいてエクセレントと評価された状態を「3EX(トリプルエクセレント)」と呼びます。

透明度を表す「クラリティ(Clarity)」

透明度を表す「クラリティ(Clarity)」

クラリティ(Clarity)は、ダイヤモンドの透明度を11段階で評価するものです。 ダイヤモンドに含まれる内容物の量・大きさ・場所・性質や傷、欠け具合によって評価されます。

グレードI1、I2、I3は内容物や傷が肉眼で見えるものです。反対に、10倍の拡大率にしても見えないものが最上級のグレード。なお、最上級の「FL」「IF」は、博物館レベルと称されるほどの美しい透明度をもつダイヤモンドです。

色合いを示す「カラー(Color)」

色合いを示す「カラー(Color)」

カラー(Color)は、23等級でダイヤモンドの色合いを評価するものです。 無色透明に近いほど最高グレードとなり、黄色味がかってくるにつれて等級が下がります。

黄色味が強まると希少性は下がりますが、ある程度濃くなると色付きのダイヤモンドとして別の基準で評価することも。また、ピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドといった別の色基準が適用されるものもあります。

婚約指輪に用いられるダイヤモンドは、一般的に透明度の高いダイヤが好まれる傾向にあります。

Q:同じ4Cのグレードのダイヤモンドでも輝きに違いがあるって本当?

A:同じグレードでもダイヤモンドの輝きには違いが生まれることがあります。
同じ4Cグレードのダイヤモンドでも、研磨の技術力やクラリティ(透明度)によって輝きに違いが出ます。また、4Cはダイヤモンドの「品質」を評価するものであるため、必ずしも「輝き」の評価が比例するものではありません。

そのため、ケイウノではダイヤモンドの輝きの違いに着目し、2008年に光学的に輝きを測定するシステムを自社開発しました。 さらに、ダイヤモンドの美しさにこだわるため、4Cとは異なる国際的な第三者機関の鑑定システム「サリネ・ライト™」による評価も2017年より導入。「サリネ・ライト™」において、輝きの最高グレード「Ultimate★★★」を獲得したダイヤモンドを取り扱っています。

ケイウノのダイヤモンドはなぜ美しい?「輝きの追求」についてくわしくはこちら

Q:「カラット」の言葉の由来は?

A:イナゴ豆の種子(carob)が由来です。
イナゴ豆の種子は、重さが0.2グラムでほぼ均一という特徴があります。そのため、昔の宝石商たちは宝石の重さを測るためにイナゴ豆を用いていました。 その後、1913年にアメリカがメートルカラット法を採用したことで現在のカラットが国際基準となりました。

Q:カラット(Karat)との違いとは?

カラット(Karat)との違いとは

A:カラット(Karat)は金の純度を表す単位です。
金の純度を表すカラット(Karat)は、「K」または「Kt」と表記されます。カラット(Carat)とは関係ありませんが、どちらもイナゴ豆(carob)が由来となっています。

金の純度は24分率で評価され、純度が一番高いのが「純金=24K」。よく聞かれる18金(18K)は24分の18が純金、その他は銀や銅などの他の金属が含まれているものです。

Q:宝石の大きさはカラット数に比例している?

A:同じ宝石に対しては比例するといえます。

まず、「カラット=宝石の大きさ」と考えている方も多いですが、正しくは「カラット=宝石の重さ」です。

一般的にカラットは、ダイヤモンドの重さを表す際に使われます。
しかし、本来はダイヤモンドに限らず、さまざまな宝石の重さを表す単位です。もし、異なる種類の宝石どうしを比較した場合、カラット数が同じ=大きさも同じではありません。

しかし、ダイヤモンドなど、1つの宝石の種類に限るのであれば重量(カラット)と体積(大きさ)は比例するといえます。

カラットとは、宝石の重さを測る単位

ダイヤモンドなど宝石の重さを表すカラット(Carat)は、婚約指輪を選ぶ上でも重要なポイントです。一般的にはカラット数が大きくなるほど宝石も大きくなり、ゴージャスな印象に。 ただ、日本では婚約指輪に用いられるダイヤモンドは、0.2〜0.4カラットほどの比較的小さめなカラット数が好まれる傾向にあります。

また、ダイヤモンドの価値は「カラット(Carat)」のほか「カラー(Color)」「クラリティ(Clarity)」「カット(Cut)」の「4C」と呼ばれる基準で評価。総合的に高いほどダイヤの価値・希少性も高まります。 大切な婚約指輪を購入する際はカラット数だけでなく、総合的な評価からダイヤモンドを選んでみてください。

ケイウノでは、2005年より自社でダイヤモンドを研磨する技術開発をスタートし、国際基準よりも約40%高い精度で自社研磨を行っています。 そのため、取り扱うダイヤモンドは、同じグレードと比較しても、より美しい輝きを放つのが特徴です。

また、充実したアフターサービスにより、ダイヤモンドを永く美しい状態で身に着けることが可能。 婚約指輪をお探しの方は、ぜひケイウノをご覧ください。

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