Made in Japanだもの。

こんにちわ。

蔵酒職人です。

ふっと、20代を振り返ると思うこと。

 

私、ジュエリー職人を始めて10年近くたつまで、できるだけ工房に早く顔を出してジュエリー加工をすることにしていました。

それは先輩職人から、

「一本でも多く、少しでも多くの時間、ジュエリーに触れないと上達はしない」

と言われたことがあるからです。

自分の意志でまともな休憩時間も取らず一心不乱にジュエリー加工をしていたことを思い出します。

ケイウノ路面店には工房が併設されていていて、若いころは銀座店の工房職人として日々の制作にあたっていました。

職人としての技術(スピードから生まれる生産量とクオリティ)を求めつつも、いつも忘れてはいけないな、と心に留めていたのは

「沢山のジュエリーに携わるけれど、1本1本はお客様にとっては一生に一度の大切な婚約指輪、結婚指輪」

ということ。

 

誰に教わるでもなく、心を込めてジュエリー作りをすることは、お客様を目の前にして加工するうちに自然と芽生えた気持ちです。

愛する人との誓いの象徴でもある結婚指輪を作るという自分の仕事に、誇りを感じながらの毎日。

お客様の幸せそうな笑顔を感じながらの加工。

自分の技術を伸ばす難しさに悩みながらも、それ以上の喜びが必ずありました。

また、お客様にはずっと素敵な気持ちでお過ごししてもらいたい。だから婚約指輪も結婚指輪もいつでもよい状態を保ってもらいたい。

そんな願いもあり、ケイウノではリフレッシュ仕上げは永久無料サービス。

私はいつも、納品済みのジュエリーを新品同様に戻すメンテナンスの際は心の中で、ジュエリーに向かって「いつでも綺麗にするからね」という気持ちを持っていました。

 

ジュエリー業界も機械化の波。
3Dプリンターなどの気軽な造形が一般化し、日本のジュエリー生産は海外生産に移り、進化と革新は低コスト化に常に向けられています。

でも、私が心に持っていた気持ちは、今も形を変えて持ち続けています。

『気持ちを込めること。』

それは今の物作りで忘れてはいけないことだと思う。

乾杯。

リフレッシュ2 ▲実際に「リフレッシュ仕上げ」を行ったリング。左は加工前、右は加工後。

「リフレッシュ仕上げ」を含む、ケイウノのアフターサービスについて詳しくはこちら>>